美容院では一度染めで黒く染まったのに・・・ 天ぷらとヘナの共通点《前編》

昨日は7月7日七夕祭りでした。まだ2歳の子供では意味が分からないので,我が家では特にイベントもなく、いつも通り、ヘナケア講座を終え会社に戻る途中、会社から電話が入りました。早速折り返し電話をすると開口一番「おたくで買ったダークブラウン上手く染まらないの・・・ 私10年以上も美容室でヘナ染めをしているのに こんなの初めてダワ」との内容でした。お気持ちは当然のことです。
私はまずご説明する前にこうお伝えしました。「○○○様にご満足いただけなかったのであれば、ご使用になった分も含めて全てご返品下さいませ。私どものポリシーですので・・・」そう前置きをしたうえでこのように説明しました。少しコトバを加えてご紹介します。

美容室さんの裏側のお話です。昨今、ナチュラル・安全のイメージが浸透してきたこともありヘナ染めを施術のメニューに入れる美容院さんが増えてきています。今から20年位前は、先駆者的にヘナ染めを取り入れたお店では稀にお客様とトラブルになってしまうことがありました。それは、自分がイメージしていた色と違う・・・というケースです。美容のプロであり一万円以上の料金がかかるので、
「それが100%ヘナだから仕方ないんです・・」とも言えず困り果てていました。(ちなみに何回か自分でやっていくと髪質が分かってきますのである程度は色の調節ができるようになってきます。)

そこで誕生したのが業界では「ケミカルヘナ」と呼ばれるものです。化学染料を含むヘナです。専門的になりますので詳しくは申しませんが代表的なものとして
【ケミカルヘナの成分】
●ジアミン系 
●ピクラミン酸 
●過酸化バリウム
を含むヘナです。極端なお話ですが、中身にヘナが入っていなくともこれらの化学染料が少量入っていれば、白髪は染まってしまうのです。ケミカルヘナが良い!?とか悪い!?とか言うつもりはありません。ただヘナ=自然なもので化学物質は一切入っていないと信じて使っている方が、「ヘナをやっても髪がきれいにならない」「肌トラブルがある」などのイメージをもたれていないことが何よりも残念でなりません。ちなみにうちの奥さんは100%ナチュラルなものでないと頭皮に痒みがでて、赤くかぶれてしまいます。

うちの会社にも美容室さんから、問い合わせでもあります。「そちらはケミカル入りのヘナはないの?」と聞かれます。残念ながらうちではナチュラルなものしかないんです!とお答えするしかございません。ポリシーなものですから・・・とご説明します。
長くなりました。以上のことが背景にあり私たちは白髪染めとして使う方には、まずはオレンジを30~40分しっかり入れていただきます。
また、髪にしっかりオレンジを入れてから、ちょっと明るすぎるかな?と感じた部分にダークブラウンやブラックを入れて色の調節をします。
そうすると見事な染まります。それも髪や頭皮を元気にしながら白髪染めができるのです← ここがポイントなのです。二度染めだとちょっと手間というお声も良くわかります。そのこともあり、私も最近はオレンジだけで染めています。確かに染めてすぐはオレンジなのですが、2・3日経つと色合いが落ち着き馴染んできます。

天ぷらとの共通点のお話までいきませんでした。続きは後編にしたいとおもいます。長い文章を最後までお目通しいただき感謝します!

メヘンディ(お祝いごとの儀式)

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