甘酒とヘナ

甘酒

甘酒!?ってお好きですか?今から20年近く前のことです。都内のオーガニック業界で仕事をしていた時のことです。自社ブランド「甘酒」の試飲会を開催しました。

ちょうど今頃、寒くなり始めた季節です。当時甘酒といえば、多くの方が知っているのは、お正月の初詣のときに振舞われるもの。というイメージでした。実は私もあの甘ったるい味がちょっと苦手でした。

その甘酒の原材料は「砂糖、酒粕、米麹、食塩・・・・」
当時は、甘酒といえば酒粕と白砂糖からつくったものが主流でした。

試飲会でつくっていたのは江戸時代からある作り方。そのため、原材料も「米・米麹」だけで糖化発酵させた伝統製法の甘酒でした。試飲会では「甘酒が苦手な方にもどうぞ・・・」「江戸時代から続く製法でつくった正真正銘の甘酒ですよ」なんてお声がけしていました。

今でこそ米を糖化発酵させた昔ながらの甘酒がブームになってきましたがお値段もグッと高くなりますね。
どちらが本物の甘酒か?と言えば、その人、その人によって違うかも知れませんが、私は昔ながらの米・米麹でつくったものが好みです。

ヘナも少し似ています。美容室さんで、ヘナと言えば通常ケミカルヘナのことを指します。ヘナに化学染料混ぜたものです。このケミカルヘナであれば、ブラックでもブラウンでも一度染めでしっかり染まります。

このケミカルヘナで染めた方が、私たちのようなナチュラルヘナを使われると
「美容室では一度染めでブラウンにしっかりそまったのに・・・」という内容のメール頂きます。そこで、ナチュラルヘナとケミカルヘナの違いを返信メールで頂きます。

美容室さんの中にも、ヘナには二種類あることをきちんとお話しするとこともありますが多くはヘナ=ケミカルヘナであることまで説明する余裕がないのかも知れません。

ケミカルヘナであれば、一度染めで茶色やブラックになります。
色も安定して同じ色合いになります。
もちろん、どちらが良い悪いということはないとおもいます。
唯一つだけ言えることは、私自身ヘナが大好き。
初めてナチュラルヘナを使ったときの感動が今でも忘れられません。

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