美容師の立場からみたへナ

沢山ではないのですがプロである美容室さんからもへナのご注文を頂きます。多くの場合、ご愛用者様の紹介でご縁を頂きます。その中には長年お付き合いのある美容師さんもいらっしゃいます。私自身、半年に一度、仲良しの美容室さんでへナ染めをして頂くのですが、その技術は目を見張ります。自分でへナ染めをすると70gくらいのオレンジが必要なのですが、プロにしていただくと50g位でもきっちり色が入ります。先日のことです。いつものようにへナをして頂きました。その際、ある質問をしました。

わたし:「一般的に美容師さんにとってへナってどんな存在ですか?」美容師:「正直、ビジネス(お金)のことを考えればあまりやらないかも・・。その理由はへナの品質にもピンからキリまであってどれを選べばいいのか?わかないというのが本音ではないかな・・仮に品質の良いへナに出会ったとしても、髪染めとしてはカラー剤に比べたら色を指定できないので、そのことを説明するのが以外と難しいんです」わたし:「でも品質の良いへナで染めていると、長期に渡ってしていると髪質がグッと変ってくることをご存じですよね」美容師:「そうなんですけど、やはりお客様はお店をでたときに、自分の気に入った色になる方が喜びは大きいようなんです」少し先のことより、今この瞬間キレイな方を望んでしまうのも無理ないのかも知れません。続けて、美容師:「実際にお店のメニューにへナがはあっても、ケミカル(薬剤)入りのへナの方が主流じゃないかな!?」とのことでした。

ナチュラルへナをしている美容室さんでも、ケミカル入りのへナとナチュラルへナの違いを説明してからお客様に選んで頂いているそうです。具体的には、ナチュラルへナをするには白髪がオレンジになります。明るめの髪でいいわ・・・という方は良いのですが、やはり暗い落ち着いた色にしたい場合にはブラック(又はダークブラウン)で二度染めしなくてはならないこと。このことを説明するのが結構大変なようです。ケミカラルへナであれば一度染めでブラックやブラウン系の髪色になるので、説明が省けて良いという考えの美容室さんもいらっしゃいます。もちろんカラー剤であれば、このような説明は最初から不要になります。

今回わかったことは、こちらが想像するより、美容師さんにとってへナは身近なものではないということです。へナに興味を持たれる美容室は少数派のようです。でも、先ほどもお伝えしましたが、染めるテクニックはさすがです。是非一度へナを持ち込んで染めてもらってみてください。

オレンジだけでも良いので・・・。

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