ヘナ染め ダークオレンジってどんな色になりますか?色見本ありますか?のお話

最近、この二つのご質問を多くお寄せ頂きます。ブログの中でお返事させていただきます。

一般的に美容室へ行き、髪を染めたい・・・とお願いすると、「どんな色になれますか?」カラー(色)見本を見せてもらいます。季節に合わせて髪の色を変えたり、洋服の相性で色を明るくしたり、暗めにしたり自由自在なので楽しみも広がります。 一方ヘナはこれができません。髪の色が自由にできないのがはっきりいって弱点です。それどころか、同じヘナを白髪に入れても、誰しもが同じ色になりません。微妙に色が変わります。例えば同じダークオレンジで染めても、ビビットオレンジのような色に染まる方もいますが、さほどオレンジと変わらず明るいまま、という方もいらっしゃいます。同じ色にならない理由としては、ヘナは髪のたんぱく質にくっつき(吸着し)ます。髪質、状態、染め方によっても髪の色合いが異なります。なので私たちは色見本をつくります。つくることは簡単なのですが、そのサンプルカラー(色見本)と同じ色にならない・・・と誤解を招くので、あえてつくっていません。ではどうしたらいいか?最初はご自身にあった色を見つけることからスタートします。その際に一つだけお願いしたいことは、髪色はできるだけ明るく仕上げることです。染めた直後よりは、2~3日すると色が落ち着くこともありますので、可能な範囲で構いません。(とはいいつも白髪がコメカミあたりに集中しているとさすがに目立ちますが・・・悩ましいところです)

ヘナ歴が長い人だけが知っていること

今は美容業界が飛躍的に進化しています。目先綺麗にするだけであれば、様々な技術と薬剤の力で美しい洗練された髪にしてくれます。(もちろん、時にはそれも必要な場面もあります)こんな時代になっても、髪色が自由自在にならないことを承知していても、ヘナ染めを続けている方がいます。その方たちに共通していることは、髪にあまり余計なことをせず、安易に新しいものには飛びつかず、淡々とヘナ染めを実践しています。なぜ?って、長年続けている方はご存知なのです。ある程度の年齢を重ねても、実年齢よりも若々しく・・・。誰もの願いです。それには他のことはちょっと我慢しても、髪質だけは妥協しません。そうなんです。髪質だけはお金をかければ良くなるというものでもなく、長い月日を経て良いものにしていくしかありません。

髪質を良くすることは、一朝一夕にできることではありません。(It cannot be done in a day).

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