ヘナ100%はどれですか?

ヘナに化学染料はいらない

「ヘナ染めをやってみたい・・」という方からよく頂くご質問があります。「ヘナ100%はどれですか?」というお尋ねです。私たちのお返事としては「ベーシックオレンジです」となります。ベーシックオレンジの原材料は「ヘンナ(ヘナ)」のみとなります。実はこのご質問を頂くには、それなりの理由があります。わかりにくいので整理しますと、一般的にヘナといっても、大きく分けて3種類あります。

①ヘナと他のハーブ(植物)だけでできているもの(ナチュラルヘナ)

②ヘナに化学染料が含まれているもの

③ヘナと他のハーブも入っていて尚且つ、化学染料もはいっているもの

どれを選ぶかは、それぞれの考え方だとおもいます。それは別として実際、髪にどのようにして色を入れるか?をわかっていると、そんなに難しい話ではありません。まず、100%ヘナのオレンジは、白髪部分がオレンジに染まります。地毛の色は通常あまり変わりません。陽の光あたると薄っすらオレンジっぽくみえる程度です。ここまではシンプルです。次にヘナになぜ他の植物(ハーブ)を入れるか?といいますと、一重にこのオレンジの髪色を落ち着いた色にするためです。ところがです。ナチュラルヘナの一度染めでダークブラウン(ブラック)のような落ち着いた髪色にするのは、難しいのです。そこでつくられたのが化学染料入りのヘナです。化学染料入りのヘナであれば、一度染めで落ち着いた髪色にすることができます。一方、ナチュラルヘナは一度オレンジをしっかり白髪に入れて、二度染めでオレンジからダークブラウン(ブラック)にします。白髪がオレンジにのって、オレンジがダークブラウン(ブラック)にのるという二回の工程を経て完成します。原則二度染めをして髪色を落ち着かせることが必要になります。この二度染めの手間がナチュラルヘナの唯一の弱点ともいえます。それでも、その弱点を以てしてもナチュラルヘナを使う方は、3年後・5年後の髪のことを考えています。ヘナ歴が長い方ほど、ナチュラルヘナの良さを体感されています。

もう一つはっきりしていることは、ナチュラルヘナはヘナの力で染めるしかありません。なのでヘナの質の差が染まり具合の差になります。そればかりか、上質のヘナは髪質をも良くします。なので誤魔化しが通用しないのがナチュラルヘナの特徴でもあります。「髪質を良くしながら白髪染め」どうぞご体験ください。

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