35分で本当に染まりますか?
本当に35分で染まるんですか?
ヘナ歴の長い方だからこそ、訝しげにおもわれるのも無理もありません。通常ナチュラルヘナといえば、放置時間が1時間・2時間は当たりまえでした。それがAランクヘナであれば髪に塗った後、35分の放置時間で色が入るのですから...。実のところ、本音をいってしまうと30分で十分なのです。少し予備の時間を入れて(5分)長めにお伝えしています。ではなぜそんなに早く染めることができるのか!?についてのお話しです。大きく分けて二つの理由があります。
一つ目ヘナ自体の品質です
ヘナの色を入れる成分のローソニアはヘナの葉に多く含まれています。ヘナの茎・根なども混じっているヘナもあります。もちろんそれでは染まりが悪くなるので、ケミカルなどを入れたないと色が入りません。ヘナの葉を使ったナチュラルヘナであれば、品質が良いか?といいますとそうでもありません。
二つ目は砂度(サンド)が含まれる割合の問題です
サンドについては一度ブログにてお話しさせていただきました。砂などの不純物です。ヘナの中にその砂が入っているとどうしても染まりがわるくなります。この砂を取るのが意外と大変なのです。なぜかといいますとヘナだけは残して、砂などの不純物だけを取り除くために、細かなメッシュ状のフルイ(篩い)にかけて取り除きます。それも砂の大きさも異なるので網目の大きさが違うものを三回に分けて取り除きます。なので極限までサンド(砂)が混じらないようにします。
- 35分できちんと色が入ること。
- 髪と頭皮がより良い状態にするために。
- サンド(砂)でご自宅の排水を残さないために。
たとえ費用はかかっても、質の高いヘナ染めをするために欠かせない作業になります。よろしければ、以前のブログもどうぞ
知る人ぞ知る砂度(サンド)のお話
https://shaadiihenna.com/blog/20170113012550/
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