なぜ最初にオレンジを入れないとダメなのですか?

オレンジって面倒.PNG
このご質問は断然トップに頂く内容です。

私自身愛用者ですから、一度染めで落ち着いた色に仕上げたい・・・そのお気持ち、とっても理解できます。二度染めの場合、最初にオレンジ入れてからお湯で流して軽くタオルで拭きます。次に色合いを落ち着かせる目的でダークブラウン(又はブラック)を使い二度染めをします。そんな手間なことをしなくても、最初からオレンジとダークブラウンを混ぜておいて好みの色にしておけば、一度染めでいいのでは?・・・と誰しもがそのように考えます。

もちろん、私もその昔やってみました。結果は・・・色が上手く入らず失敗に終わりました。

ナチュラルヘナの色が入る仕組みは、まずヘナの葉に含まれるローソンという成分が白髪のたんぱく質に反応してオレンジ色に輝きます。白髪にヘナがきっちり入り、オレンジになって初めて、ダークブラウンやブラックなどの色が入ります。特に難しいのがヘナの色(オレンジ色)とは対照的な落ち着いた色(ブラックやダークブラウン系統の色)は、一度染めではほとんど染まりません。(稀に入る方もいらっしゃるのですが・・・あくまでも稀です)

やはり、少し落ち着いた色にするに仕上げるにはどうしても二度染めが必要です。最初にベーシックオレンジを入れてから二度染めで色合いを調整します。

とはいうものの・・・どうにか一度染めでオレンジよりも少し色が落ち着いている色にならないか?いろいろと実験しています。

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